109049km

朝、大津信楽線で、『もうあかん』と思った。
大抵の場合、この道は数台から十数台程度が、連なって走行し、行き違いの出来ない狭い区間は、先に突っ込んだ者優先で譲り合って通行している。
だから、先頭になるよりは後続が圧倒的に楽なのだ。
今朝も、いつものごとく、先行車から10m程度あけて走っていたのだが、ある時間帯、考え事をしていたのかペースが落ちて50mは開いただろうか、こうなると離合困難区間で対向車に割り込まれる可能性が高い。 案の定、対向に道を譲るはめに。 こうなると対向車が途切れるまでは一旦停止だ。
ようやく対向車が途切れ、発進! 先頭を走るのはいやだし、後続車もいらついているようなので、チトとばす。 この区間では数少ないブラインドコーナーへ進入、次のコーナに対向車の陰が見えたので減速...と思った瞬間に事は起きた。
普段のドライ路面ならスーッと回って行くはずが、不意に前輪がロックしズズッと外へ、ヤバッと思ってブレーキを緩めたら、今度はケツがズズッ、『前も後ろも滑っとる、もうアカン!!』
スーピードは、そんなに出てなかったんで、死ぬ事は無かったと思うが、一歩間違えば、崖に刺さるか、川原に転落だった。
で、気にかかった点がひとつ、丁度滑ったあたりの路面には、コールタールのような光沢のある液体(もちろん、既に固まっているのだが)が筋状にバラまかれておりこれと雨がグリップを失った原因のような気がする。 多分、道路補修の下地処理として撒いてあるのだろうが、早く本舗装にしてほしいものだ。